元ジャングルポケットの斉藤慎司さんが、バームクーヘンの販売を発表した直後に中止することが決定しました。彼の周囲では、芸能界への未練や、妻子との別居、さらには高額な示談金の支払いに苦しむ実態が浮き彫りになっています。
斉藤さんは、2024年7月に東京都新宿区でのロケバス内で暴行の疑いがかけられ、以降、吉本工業から契約解除されることとなりました。彼は、表舞台から姿を消し、2025年3月には在宅起訴される事態にまで追い込まれました。この間、彼は最大の試練に直面し続けていました。
そんな中、斉藤さんは今年7月25日に、群馬県高崎市でバームクーヘンを販売することをX(旧Twitter)で告知しました。販売日時や場所を明示し、来るよう呼びかけましたが、取材には応じないとし、その姿勢が「芸能界への未練」を感じさせると波紋を呼びました。
報道によると、斉藤さんは現在、示談金の支払いに苦しんでおり、精神的に追い込まれているとのことです。ギャンブル依存や借金問題も報じられ、経済的な困難に直面しています。彼が発表したバームクーヘン販売は、生活費を稼ぐための必死の策とも言われていますが、世間からは「なぜ今この形で商売を?」という疑問の声が上がっています。
また、斉藤さんと妻・瀬戸さおさんとの別居問題も浮上しています。かつては仲睦まじい姿を見せていた二人ですが、斉藤さんの不祥事を受け、深刻な溝が生まれてしまったようです。瀬戸さんは、SNSで夫を擁護するコメントを投稿しましたが、それが逆に被害者の怒りを買い、批判の的となりました。
斉藤さん自身も、離婚はしていないが別居中で、子供にも会えない状況にあると周囲に漏らしていると報じられています。元お笑い芸人としてのイメージが崩れる中で、彼は自らの行動を悔い、孤立感を深めているのかもしれません。
一方で、斉藤さんはバームクーヘンの販売に真摯に取り組んでいるとの声もあり、彼の下積みや努力は評価されています。しかし、その一方で、再び表舞台に戻りたいという思いが見え隠れしており、SNSでの告知や取材拒否がその証拠とも言えるでしょう。
今後、裁判の行く末や示談交渉の結果、さらには家族との関係修復がどのように進展していくのか、注目が集まっています。斉藤さん自身が誠意ある姿勢で世間や被害者、そして家族に向き合う姿勢を示すことが求められていますが、その道のりは決して平坦ではないといえるでしょう。