【未払い2億円】大阪万博パビリオン建設現場のヤバすぎる内情が…未払い、工期遅延、安全性懸念、設計ミス、突貫工事…ネットで物議「無責任すぎる」
大阪関西万博の開催が迫る中、その会場となる夢島では、建設現場での深刻な問題が浮上しています。建設を担当している施工会社は、元受けの大手イベント会社からの未払い金が約2億円に上ると訴えています。工期の遅延や設計ミス、安全性への懸念が次々と報告され、状況はますます悪化しています。
施工を担当している会社の社長は、「設計図と異なる寸法や形状の部材が提供され、工事が大幅に遅れた」と語ります。これにより、当初の工事費4億円が最終的には8億円以上に膨れ上がりました。開幕のわずか3日前に完成したパビリオンですが、その後も急な変更指示が相次ぎ、追加費用が発生しています。社長は、証拠は全て揃っているにも関わらず、元受け会社が支払いに応じない状況にあり、「万博開催中に訴訟を起こす可能性もある」と述べています。
現在、万博が開幕してから1ヶ月が経過しましたが、建設現場での問題は続いています。別の業者も同様に未払い金を請求しており、工事のストックが続いていることが報告されています。新型コロナウイルスの影響で、各国の準備にも遅れが生じ、パビリオンの設計図すら整っていない国が多く存在しました。このような混乱の中で、各国は独自のパビリオンを急遽建設することを余儀なくされました。
特に注目すべきは、建設の安全性に関する疑問です。開幕直後に冷房設備の故障が相次ぎ、その原因は工事段階で指摘されていたリスクが現実化した可能性があります。また、建物の不具合が見つかったにも関わらず、修正が行われなかった事例も報告されています。これらの問題は、国内の業者に深刻な影響を及ぼしており、経営が厳しくなっている業者も存在します。
日本国際博覧会協会は、これらの個別契約には直接関与していないとしつつも、万博の運営に関わる業者には適切な対応を求めています。もし、万博に関わったことで経営に影響が出るような事態が起これば、将来的な国家的イベントへの参加意欲が損なわれる恐れがあります。このため、国や協会はトラブル解決に積極的に関与するべきだとの声が高まっています。
残り5ヶ月の期間で、これらの問題がどこまで改善できるのかが今後の焦点となるでしょう。ネット上では、設計ミスや未払いに対する怒りの声が上がっており、「開幕3日前の突貫工事で安全面が心配」といった懸念が広がっています。万博の開催が無事に進むことが期待される一方で、現場での混乱は続いているのが現実です。