【万博】「虫」が大量発生…大屋根リングの上は大パニック SNS上でも万博会場の虫が話題に 防虫スプレーは効果期待できず 夕方の活動時間を避けることが効果的 虫の正体は「ユスリカ」
大阪万博会場で、特に大屋根リングの上で大量の虫が発生し、訪問者たちがパニックに陥っています。先週、一部の来場者がSNSに投稿した虫の写真が瞬く間に拡散され、会場の状況が注目を集めています。実際に取材を行ったところ、会場内では多くの虫が確認され、その様子は想像以上でした。
取材チームが訪れた際には、大根リングの柱やエレベーターの壁に虫がびっしりと張り付いている様子が見受けられました。特に夕方には、虫たちが活動を活発化させるため、訪問者たちは注意が必要です。虫の正体は「ユスリカ」であり、これらは水辺に生息する小型の昆虫です。彼らは人を刺すことはありませんが、その存在には不快感を覚える人が多いようです。
専門家によると、ユスリカは海水でも生きることができ、その繁殖地が万博会場の近くに位置する水辺であることが影響しているとのことです。特に夕暮れ時には、ユスリカが一斉に飛び出すため、来場者はその時間帯を避けることが効果的とされています。
大阪府の吉村知事もこの問題に対し、民間企業と連携してユスリカ対策を進める意向を示しました。防虫スプレーなどの対策は効果が薄いため、専門家は根本的な対策に取り組むことが重要であると警告しています。山本さん(株式会社水県)は、万博会場がユスリカにとって理想的な環境であること、そして今後も大量発生が予想されることを指摘しました。
万博会場では、不快な虫が大量に発生している状況が続いています。訪問者は、夕方の時間帯を避けることや、虫の多い場所に近づかないことが推奨されています。来場者は快適に万博を楽しむために、専門家のアドバイスを参考にすることが望まれます。