千葉県幕張メッセで開催されたK-POPカルチャーフェスティバル「KCON JAPAN 2025」において、スタッフの不適切な対応が波紋を呼んでいる。11日に行われたアイドルによるお見送り会で、特に「剥がし担当」と呼ばれる女性スタッフの行動が問題視され、SNS上で大炎上を引き起こした。
問題のスタッフは、ファンの移動を迅速に促すために、あまりにも厳しい手法を用いていたという。目撃者によると、彼女は笑顔を浮かべながらも、ファンに対して強引に移動を促していた様子が記録されており、これが批判の的となった。特に、彼女の対応は「押しのけるような動作」であり、ファンを危険にさらすものとして多くの支持を集めている。
この炎上は、Twitter上で「シュシュ女」という言葉がトレンド化するほどに広がり、当該スタッフのInstagramアカウントや所属する人材派遣会社の名前までが特定され、さらなる批判が集中している。参加者たちは、「8900円も支払ってこの扱いは受け入れられない」との声を上げ、怒りを露わにしている。
一部のファンは、スタッフの剥がし行為が通常以上に過剰であったと指摘し、適切なペースでの誘導が求められるべきだったとの意見を述べている。「撮影が許可されている会場で、もっと丁寧に対応すべきだった」との声もあり、アイドルオタクたちを敵に回すことの危険性が指摘されている。
この問題は、K-POPファン文化の特性を考慮した運営の重要性を浮き彫りにしており、今後のイベント運営におけるスタッフの教育や対応改善が求められることは間違いない。ファンとアーティストの良好な関係を築くためにも、今回の一件が教訓となることが期待される。