元アイドルの中居正広が、フジテレビの第三者委員会の調査報告書に対し「異論」を唱え、裁判への突入が懸念されている。彼の新たな弁護団が、報告書の内容について反論を開始したのは、発表からわずか1ヶ月後のこと。この報告書では、中居が女性アナウンサーに対する加害を認定し、重大な人権侵害があったとされている。
中居側の弁護団は、調査過程での彼の主張がほとんど反映されていないと批判し、さらなる証拠の開示を要求。彼らは、WHOの基準を用いた加害の認定には大きな問題があると指摘している。しかし、世間からは「今更」という声が殺到し、タイミングの遅さに疑問の声も上がっている。
中居は、昨年12月に女性とのトラブルを認めた後、1月には芸能界からの引退を発表。しかし、報告書の公表後に反論する姿勢を見せたことは、逆に彼の名誉回復の道を閉ざす可能性もはらんでいる。ネット上では、「早く反論すべきだった」との意見が多く見受けられ、彼の立場がさらに悪化するリスクも指摘されている。
さらに、フジテレビ側も中居に対して株主代表訴訟を起こす可能性があると報じられ、事態は泥沼化する一方だ。中居が法廷でどのような主張を展開するのか、注目が集まっている。この問題の核心は、女性が受けた精神的苦痛にあるとの声も多く、今後の展開が一層注目される。