大阪関西万博が開幕して2ヶ月、土曜日の会場は異常な混雑に見舞われています。特にイタリア館の人気が凄まじく、訪問者が長時間待たされる状況が続いています。6月14日、午前10時の時点で、弁天町駅から夢洲駅までの道のりは、万博を訪れる人々で溢れかえっています。JR大阪環状線と大阪メトロ中央線の接続駅である弁天町駅では、乗客が次々と階段を上がり、混雑は悪化の一途を辿っています。
土曜日の午前10時半、夢洲駅に到着した時点でも、改札口は大行列ができ、入場には20分以上の待ち時間が必要です。特に、雨が降っているため、傘を持った乗客が車内でスペースを占め、さらに混雑が深刻化しています。改札を抜けると、待ち合わせをする人々や、ローソンの前にできた長い行列が目に入ります。
東ゲート前では、入場制限がかけられ、入場待ちの人々が長蛇の列を形成しています。午前11時42分には、24分の待機の末にようやく会場内に入ることができましたが、午後になるとさらに混雑が予想されます。特に、イタリア館は予約客で優先入場が行われているにもかかわらず、2時間以上の待ち時間が発生しており、すでに多くの人々がその行列に並んでいます。
この混雑は、夏休みシーズンに向けてさらに悪化することが予想され、当日登録センターも長時間の待機を余儀なくされています。かつては0分待ちだった状況が、今や90分待ちにまでなっているのです。急に降り出した大雨の影響で、さらに多くの人々が屋内に避難する様子も見受けられます。
大阪関西万博の混雑状況は、開幕からわずか2ヶ月で劇的に変化しました。今後の天候や休日の影響を考えると、この混雑は続くと予想されます。万博を訪れる予定の方々は、十分な準備をしておくことが求められます。