14日正午すぎ、徳島県阿波市の徳島自動車道で、トラックとバスが正面衝突して炎上し、警察によりますと、トラック運転手の男性と性別が分からないバスの乗客あわせて2人が死亡、5人が重傷だということです。 この事故の影響で徳島自動車道は脇町ICー土成ICの区間で上下線ともに通行止めとなっています。
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14日午後0時半ごろ、徳島道の土成ICと脇町ICの間で、「トラックとバスの事故です」と通報がありました。
現場は片側1車線の対面通行の高速道路で、トラックとバスのどちらかが車線を越えて正面衝突したものとみられます。
乗客とトラックの運転手2人が死亡 12人病院搬送で5人が重軽傷燃えたバスを確認する消防隊員ら(14日午後2時すぎ 住友聖カメラマン撮影)
警察によりますと、バスには運転手を含む13人が乗っていて、バスは衝突によって炎上し、現場で乗客で性別不明の1人の死亡が確認されたということです。残りの12人も病院に搬送され、5人が重傷です。
またトラックも一部が燃え、消防などが閉じ込められた運転手の救出活動を続けていましたが、死亡が確認されました。
炎上するバスを目撃した人はABCテレビの取材に対し、「正午時過ぎに、バーンという爆発するような音がした。そのあと、二、三回爆発するような音が聞こえて、外に出ると黒煙が上がっていた」と話しています。
バスは愛媛県松山市から神戸・三宮へ向かう高速バスで、午前9時40分に松山市内の営業所を出発したということです。
この事故で徳島自動車道は周辺区間で上下線とも通行止めとなっています。 警察が、事故の詳細を捜査しています。