タイトル: 大屋根リング、初日で歪みの指摘が相次ぐ
2025年に開催される大阪関西万博は、4月14日に2日目を迎え、朝から青空が広がる中で入場者の列が核ゲートにできました。平日ということもあり、初日に比べると混雑はやや緩和されていました。日本国際博覧会協会の発表によれば、初日の来場者数は11万9000人に達しました。
午前中、万博協会の担当者が報道陣に対し、当日販売が午前11時から開始されること、また入場時にQRコードの提示が必要であることを説明しました。さらに、東ゲート付近での携帯電波の接続問題を改善するために、専用のWi-Fiアクセスポイントを設置する方針も発表されました。また、開幕準備のために閉鎖されていたブラジル館については、15日からの開館を目指しているとの見通しが示されました。
一方で、SNS上では万博のシンボルであるガイアネリングの一部に歪みが見られるとの指摘が相次ぎました。記者会見でこの件について質問された担当者は、「教会としてそういった話は聞いていない」と述べ、安全面への影響についての懸念を払拭しました。
ネット上では、ガイアネリングの構造に関する疑問の声が上がっており、一部のユーザーは、建築物としての安全性に不安を抱いている様子が伺えます。特に、天板の下にある横棒がずれているように見えるとの指摘や、その設計に関する批判が寄せられています。これに対し、建築の専門家からは「建物や構造物は人命に関わるため、安全性を最優先に考えるべきだ」との意見も出ています。
また、万博の建物が仮設であることから、台風などの自然災害に対する耐久性についての懸念も表明されています。これに関連して、万博の運営側は、参加者の安全を確保するための対策を講じる必要があるとの意見も多く寄せられました。
万博の成功を願う声がある一方で、安全性や構造に対する疑念が払拭されない限り、来場者の不安は拭えない状況が続くと考えられます。万博の運営側は、今後の対応について注視し、さらなる情報提供を行うことが求められています。