関西万博、来場者数を10万人水増ししていたことがバレる
大阪で開催中の2025年大阪関西万博に関する驚くべき事実が明らかになった。白覧会協会が発表したデータによると、万博の開幕からわずか6日間での入場者数が51万3000人を超え、その中には約10万人の関係者が含まれているという。この数値の水増しが、関係者やメディアからの大きな批判を呼んでいる。
4月18日の入場者数は約9000人であり、開幕からの入場者数の推移は、過去の博覧会と比較しても異常なペースである。特に、2005年に愛知県で開催された万博では、50万人を突破したのは開幕2週間目のことだった。これに対し、大阪関西万博は開幕からわずか6日目での達成となる。
しかし、その数字の裏には、運営に関与する関係者も入場者数に含まれているという疑問が立ち上がっている。米国の博覧会では、チケットを持って入場した人数のみがカウントされるが、大阪万博では関係者も含めており、この計算方法には多くの疑問が寄せられている。ネット上では、「関係者を何度も出入りさせて水増ししているのではないか」といった声も上がり、実際に一般の来場者数がどれだけなのか不透明な状況が続いている。
関係者の数が約10万人に達する中、一般のチケット販売がどれだけ成功しているかが最も重要な指標であるとの指摘もある。入場者数の水増しが、今後の万博の経済的成果や赤字補填にどのように影響するのか、関心が集まっている。特に、開幕前に設定された目標である1日平均15万人に達することができるのか、疑問の声が高まっている。
各国のパビリオンには注目される展示物が並び、国際的な期待が集まっているが、その成功が水増しされた入場者数によって曇ることが懸念されている。万博の成功は、ただの数字ではなく、実際の経済波及効果や観客の満足度に依存しているのだ。
この事態について、白覧会協会は「万博を共に作り上げる関係者も来場者数に含めて発表している」と説明しているが、今後の対応が注目される。関係者の数が逆転する事態が現実味を帯びている中、万博の運営とその実績に対する信頼が揺らいでいる。