女優・多部未華子主演のTBS系ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(火曜・後10時)第3話が15日に放送された。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
原作は「わたし、定時で帰ります。」などで知られる朱野帰子氏による「対岸の家事」(講談社文庫)。多部演じる専業主婦が2歳の娘の育児と家事に奮闘するストーリー。
礼子(江口のりこ)の娘・星夏(吉玉帆花)がおたふく風邪にかかり、仕事を休めない礼子に頼まれ詩穂(多部未華子)が星夏を預かることに。苺(永井花奈)と星夏が仲良く遊ぶ姿にほっこりしながら楽しく一日を過ごす詩穂。しかしそれを聞いた中谷(ディーン・フジオカ)から「他人の娘を預かるのなら、きちんと対価をもらうべき」と忠告され、詩穂は思いもよらなかった言葉に驚く。
一方、礼子は会社に星夏の看病のために数日間の休みが欲しいと相談。いつも礼子の仕事を肩代わりしている今井(松本怜生)に嫌な顔をされるのではと気が気ではない礼子だったが、意外にも今井は礼子の仕事を引き継ぐことを快諾。数日後、無事に職場に復帰した礼子だったが、その矢先、今度は長男の篤正(寿昌磨)がおたふく風邪にかかってしまい…。
追い込まれた礼子は、詩穂に篤正の子守りを頼む。しかも一日ではなく「今週いっぱい」だ。「ずうずうしいお願いだってわかってる。でもさすがに2週間も(仕事を)休めない」と頭を下げ、8万円が入った封筒を渡す。「8万じゃ全然足りないけど。タダでお願いしようなんて思ってない。ちゃんと対価は払う」と強引に押し付けた。
仕方なく詩穂は篤正を預かることに。しかし目を離したすきに、篤正が柿の種を鼻の穴に詰め込んで病院に行く騒ぎとなった…。
夜、詩穂は礼子を呼び出す。家事が十分にできなくなったと伝え、8万円を返した。そして「肩代わり」ではなく「私の肩を貸せます」と言い、全てではないが少しは協力できると伝えた。
ネットは「対価8万円」に意見様々。「ママ友でも対価を貰うべきかどうか、、難しいところだよなあ」「いや、そうじゃないんよ。お金、対価も大事だけど、そうじゃない。渡すにしても今じゃない。言い方もズレてる。中谷いらん事を吹き込んだ」「8万渡した礼子さんにイラっとした理由わかった!なんかマウント取られた気持ちになったんだわ…」「親しき仲でも、だからこそ対価は受け取った方がイイ。8万はちと高いが」「対価を断った詩穂はすごいけど私ならもらっちゃうかもな」と複雑。そして「今週も大変よかった。ワーママの大変さだけじゃなくフォローする側の辛さ不満も描かれてる」といった感想が寄せられた。