【広島・府中町殺人】現場周辺に被害男性の車なし 付近では臨時休校も
広島県府中町で発生した恐怖の殺人事件。被害者の男性は、何者かに襲われ、命を奪われた。事件から2日が経過した今も、警察の捜査は続いており、犯人の行方は依然として不明だ。
現場は、憎教森林公園の近く。男性は赤い屋根の管理棟とその前の上込みの間に倒れ、血を流して発見された。目撃者によると、事件発生時には「助けて」という声が聞こえたという。警察は、現場で見つかった複数の血痕や流血の痕跡から、殺人事件と断定。頭部に外的なショックを受けたことが死因とされ、捜査本部は80人体制で犯人の特定に全力を挙げている。
周辺の住民たちは、夜間の外出を控え、恐怖に包まれている。「暗いし、みんな心配している」との声が上がる中、府中町では全ての小中学校が臨時休校に。明日からの再開が予定されているものの、教職員は通学路の見守りを行うという。
事件発生当時、被害者は誰かと一緒にいた可能性があり、トラブルに巻き込まれたとの見方も浮上している。午前中、近隣住民は「捕まっていなくて本当に怖い」と不安の声を漏らした。
捜査にあたる警察は、容疑者の特定を急ぎ、地域の安全確保に努めている。事件の詳細はまだ明らかになっていないが、広島県府中町の静かな公園で起きたこの凶悪事件は、地域に深い衝撃を与えている。今後の捜査進展に注目が集まる。