多部未華子が主演するTBS「対岸の家事」の第5話が4月29日に放送された。 冒頭から、官僚で育休パパの中谷さん(ディーン・フジオカ)が、専業主婦の詩穂(多部)に習い事の重要性を説く。中谷さんは1歳の娘のため、火曜にバスケ、水泳、英会話、水曜にロボット教室、絵画教室、木曜にサッカー、ピアノ…と予定を詰め込んでいく。 【写真】サングラスでキメた樹里ママと佳恋ちゃん可愛いすぎ オフショットが超ご機嫌 驚く詩穂に「甘い!余計なお世話かもしれませんが、もっと真剣になった方がいいですよ。子供たちの将来がかかってます。子どもたちにどれだけ多くのことを経験させるのか。それが親から子供に贈るギフトです。武器と言い変えてもいい」「体験格差と言うそうです」と熱弁する。 学生時代、家事を放棄した父のため、部活をやめるなど青春をスポイルされた詩穂は「専業主婦を選んだことで(娘から)何か(大事な経験)を奪っていたとしたら」と葛藤する。隣人ママの礼子さん(江口のりこ)は話を聞き「ずっと一緒にいるから、専業主婦だからあげられているものもある。絶対にあるよ」とやさしく寄り添った。 詩穂の葛藤を聞いていた中谷さんは、母の言いなりになるまま、勉強だけをして青春を終えた自身の学生時代をフラッシュバックさせ、詩穂に「東大に入ることは母が僕に課した使命でした。部活にも入らず、友達とも遊ばず、ただひたすら勉強してた。勉強していたら終わっていました。それが僕の高校時代です」と吐露。今度は詩穂が「体験できなかったっていうのもひとつの体験で、それだってひとつの武器になるかも知れませんよ」と寄り添う。 社会派のテーマに、SNSにはさまざまな意見が集まった。Xでは「体験格差の話題で体験できなかったことも体験って話してたけど。
やっぱ実家が太いと幸せになれる確率は高い気がしてしまう」「親は諦めたことたくさんあるからこそ、子供には諦めさせたくないと思ってしまうのか親心とも思う。」「私の思う体験格差は習い事では無くてホントの体験(動物園水族館、山登り、海水浴、キャンプ、海外に行くとか)で、習い事はまた別枠なんだよなぁ。」「働いて預けてばっかりで体験格差悩む時もあったけど働いても働いてなくてもあるんやな…」「体験格差は存在すると思うし、子供の将来は親の責任だと思うけど、中谷さんが言ってた”When life gives you lemons, make lemonade”はぐっときた。」などの声が並んだ。