岐阜県町に住む桐山舞美さん(仮名)の遺体が滋賀県の雑木林で発見され、事件の詳細が明らかになりつつあります。遺体は今月2日に発見され、DNA鑑定により桐山さんのものであることが確認されました。司法解剖の結果、彼女は首を強く圧迫されて窒息死したとされ、死亡時期は先月下旬と推測されています。
桐山さんは、遺体が発見された場所から約11km離れた岐阜県町の閑静な住宅街で一人暮らしをしていました。彼女の友人や近隣住民は、普段から明るく、生活リズムがしっかりしていたと語っています。事件が発覚する直前、桐山さんは先月13日に勤務先の子供園に出勤し、翌日には休暇を取っていました。また、14日には歯科医院を受診し、次回の診察予約を済ませていたことが確認されています。
さらに、桐山さんは、行方不明になる3日前に自宅近くのスーパーで買い物をしていたことも明らかになりました。普段通りの生活を送っていた彼女が、どうして突然行方不明になったのか、多くの疑問が残ります。彼女は17日に無断欠勤し、その際、上司が自宅を訪れて行方不明であることが判明しました。この日、警察は駅周辺で聞き込みを行い、目撃情報を集めていました。
遺体が発見された滋賀県と、桐山さんの自宅がある岐阜県の警察は合同捜査本部を設置し、140名体制で捜査を進めています。捜査関係者は、桐山さんが行方不明になった前後の行動を詳しく調査しており、周囲の目撃情報や携帯電話の通信記録などを精査しています。
地元住民からは、このような事件が身近で起こることに驚きとショックの声が上がっています。近所の人々は、普段から顔見知りの多い地域であるため、不審者に気付くことができた可能性があると指摘しています。桐山さんの身に何が起こったのか、今後の捜査の進展が待たれます。