フジテレビが現役格闘家社員を不正解雇したとして、波紋が広がっています。格闘技イベント「RIZIN」の公開記者会見に出席したキックボクサーうざ吉谷選手が、同社の許可なく試合にエントリーしたことが明らかになり、会社との対立が浮き彫りとなりました。
うざ選手は、2025年5月4日に東京ドームで開催される「RIZIN男祭り」で元K1王者の旭太陽選手と対戦することが決定しました。彼は、フジテレビに無断で試合に参加することを決意し、ファイトマネーは受け取らないという異例の選択をしました。この行動は、同社の規則に反するものであり、彼はすでに懲戒処分を受けています。
騒動の発端は、2024年10月にうざ選手がフジテレビに出場申請を行った際、怪我を理由に却下されたことに遡ります。その後、彼は旭選手との試合が決定した記者会見で、「会社には許可を取らないだろう」と発言し、周囲から驚きの声が上がりました。うざ選手は、自身のキャリアとフジテレビの未来をかけてリングに上がる決意を語り、会社を変えるきっかけを作りたいと強調しました。
旭選手は、うざ選手に対して「絶対に負けるわけにはいかない」と宣言し、試合に向けての対策を練る姿勢を見せています。専門家の間では、旭選手が有利とされる意見が多く、過去の戦績や経験が影響するとの見方が強いです。しかし、うざ選手は「格闘家として全力を尽くす」とし、勝利を目指す姿勢を崩していません。
この騒動は、フジテレビ内部でも様々な意見を呼び起こしており、ファンやメディアの間でも注目を集めています。うざ選手は、試合後にどのような決断を下すのか、そして彼の今後のキャリアがどうなるのか、注目が高まっています。5月4日の試合は、単なる格闘技の試合を超えた、彼の人生をかけた戦いとなるでしょう。