明石家さんまが吉本興業との密会の内容を暴露したとされ、令和ロマンの高平さんが契約を解除された背景が注目を集めています。この報道は、日本のお笑い界に衝撃を与えています。
お笑いコンビ「令和ロマン」の高平さんが、2025年4月28日付けで吉本興業との契約を終了したことが発表され、業界内外から驚きの声が上がっています。高平さんは、相方の松井煙さんと共に、2023年と2024年のM-1グランプリで連覇を達成した実力者であり、突然の契約解除には多くの憶測が飛び交っています。背景には、オンラインカジノ問題に関する一連の騒動が影響しているとされています。
高平さんは、2月15日に自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画を公開し、オンラインカジノを利用していたことを認めた後、19日には芸能活動を自粛することを発表しました。しかし、この謝罪動画が吉本側に無断で公開されたことが問題となり、信頼関係が損なわれたとされています。吉本の幹部との協議の結果、契約解除を告げられた高平さんは驚きながらも独立を決意し、その後YouTubeでの復帰を報告しました。
吉本興業は、双方合意の上で契約を終了したとし、松井さんは引き続き吉本に残りコンビ活動を続けることが伝えられています。この契約解除について、漫才界のレジェンドである山田国子さんは「令和ロマンを手放すとはもったいない」とコメントし、多くの支持を集めています。
一方で、先輩芸人たちからも様々な意見が寄せられています。トミーズの二人は、謝罪動画の無断公開を「勝手に記者会見を開いたようなもの」と批判し、吉本の厳しい対応に理解を示しました。また、吉本を離れることのリスクについても言及され、契約解除に伴う影響の大きさが指摘されています。
明石家さんまさんは、5月3日に自身のラジオ番組で高平さんの処遇についてコメントし、M-1を連覇した才能を手放す吉本の決断に驚きを隠せない様子を見せました。「あいつら令和ロマンは多分V3狙うと思う」と後輩への期待も表明し、彼らの今後の活動に注目が集まっています。
高平さんの契約解除は、現代の芸人と事務所の関係性について考えさせられる出来事であり、情報発信の手段が多様化する中で、事務所との摩擦が生じやすい状況を浮き彫りにしています。今後、令和ロマンがどのような道を歩んでいくのか、多くのファンが注目しています。高平さんはこの騒動を経て「今日からまた頑張りたい」と語っており、新たなスタートを切る準備を整えているようです。