◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(8日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が8日(日本時間9日)、敵地・カージナルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打で5試合連続の安打をマークした。先発した37歳左腕のカーショーは今季5試合目の登板で5回1失点、7奪三振の好投で初勝利をつかみ、通算213勝となった。
ドジャースのロバーツ監督は試合後、大谷の当初予定されていたあす9日(同10日)の敵地・パドレス戦前のライブBP(実戦形式の登板)の予定が1日後ろ倒しになって10日(同11日)に行うと発表。指揮官は「彼は火曜日にシュミレーションゲーム(ライブBP)で投げる。足のこと(右足自打球、左足死球)もあるし、これから(セントルイスからサンディエゴへの)移動もあるので、1日後ろ倒しにした」と説明した。
大谷は前日7日(同8日)の敵地・カージナルス戦で右足に自打球を当ててもん絶し、この日の5打席目には左足付近に今季初となる死球が当たって「イテッ!」と声を上げて痛がっていた。不運が2日連続で続いたこともあってか、投手調整の計画が変わることになった。
大谷がライブBPで登板するのは23年9月の右肘手術後3度目。5月25日(同26日)の敵地・メッツ戦前は22球、同31日(同6月1日)の本拠地・ヤンキース戦前は29球を投げ、最速はともに97マイル(約156キロ)をマークした。メジャー登板は7月15日のオールスター(アトランタ)後が見込まれている。
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