「楽天3-2阪神」(15日、楽天モバイルパーク)
2試合連続のサヨナラ負けで今季初の6連敗を喫した阪神・藤川監督は「明日がゲームがないので、抑えですけど、球数もいけたので行ってもらいました」と九回から登板した守護神・岩崎の今季初となるイニングまたぎを振り返った。
【写真】本塁打確信?佐藤輝走ってない まさかのフェンス直撃シングルヒット
延長十一回先頭で中堅後方への大飛球を放ち、本塁打を確信した佐藤輝が走り出さず、フェンス直撃の一打となってシングルヒットに終わったことについては「全てがやっぱりチームを預かる立場としては、明後日からそういうものがないような姿でチームとして臨むと。そこは自分の責任として、しっかり火曜日からやらなければなと思っています」と佐藤輝を糾弾することはなく、自らへの戒めとした。
延長十回は佐藤輝、大山の連打で無死一、二塁としたが、高寺が送りバントを決められず、フルカウントからはバスターで左飛に倒れ、代打・糸原、梅野も凡退して無得点に終わり、勝ち越し点を奪えなかった。
佐藤輝は「明日またしっかり休んで頑張っていきたいと思います」と連敗を止められず、神妙な面持ちで話した。