◆米大リーグ ドジャース4×―3パドレス(18日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースのロバーツ監督が本拠地パドレス戦後に取材に応じ、2人で投げ抜いた25歳の先発右腕シーハンと24歳の救援左腕ロブレスキーを絶賛した。
この日はシーハンが4回1失点、ロブレスキーがロングリリーフで5回2失点と踏ん張った。奮闘した若手2投手に対し、指揮官は「それは非常に大きな意味を持っている。何とかして起用を避けたかった投手たちを登板させずに済ませることができた。それによって、リリーフ陣を限界に追い込まずに済んだ。実質的にブルペン陣に休養日を与えることができたからだ」とたたえた。
シーハンは、昨年5月に右肘トミー・ジョン手術を受けて昨季はメジャーでの登板はなく、2年ぶりの先発となった。ドジャースはグラスノー、スネル、佐々木、ゴンソリンと先発陣に故障者が続出。大谷は復帰したが、まだ長いイニングを投げられる状態にはない。先発ローテは現状で山本、カーショー、メイの3人ほど。苦しい状況が続いているが、シーハンの復帰戦好投はド軍投手陣にとって久々の明るいニュースとなった。
ロバーツ監督は今後のローテーションについても言及し、「山本が明日、クレイトン(カーショー)が金曜日に投げ、ダスティンが土曜日に登板し、ショウヘイが日曜日に投げる予定だ。これが今のところのローテーションだ」と明言。大谷翔平投手の次回登板が中5日で22日(日本時間23日)の本拠地ナショナルズ戦に先発することを発表した。