「人の噂も七十五日」——どんな大きな話題であっても75日もすれば忘れられてしまう、ということわざだが、 ■【画像】小栗旬社長のトライストーン社の超有望株女優、驚きの大胆全開デコルテが美しいウエディング姿 「気づけば、田中圭さん(40)と永野芽郁さん(25)の不倫疑惑が最初に出てから、もうそれくらいが経ちますね」(ワイドショー関係者) 田中と永野を巡っては、4月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で不倫疑惑が報じられ、世間を騒然とさせた。5月8日発売の同誌でも続報されたが、双方の事務所はいずれも不倫、熱愛を完全否定したのだが、ツーショット写真や、彼らのものとされる生々しいLINEのやり取りも流出し、イメージは地に落ちてしまった。 田中は3社、永野は9社のCMに出演していたが“CM削除ドミノ”が勃発。初報から1か月あまりで、彼らのCMを目にすることはなくなってしまった。 6月18日、田中は自身が主演を務める三谷幸喜氏(63)脚本・監督のドラマ『おい、太宰』(WOWWOW/6月29日放送)の完成報告会に、三谷氏らと登壇。田中が報道陣の前に立つのは不倫疑惑報道後初めてのことだったが、不倫に言及することはなかった。なお、『おい、太宰』は7月11日に、本編とは別エンディングを描く劇場版が公開予定。同日には東京・TOHOシネマズ日比谷で舞台挨拶も行なわれる予定だ。 「永野さんもそうですが、現時点で、田中さんが新たな作品に出演するといった情報は聞こえてきません。 6月6日には、田中さんの所属プロダクション『株式会社トライストーン・エンタテイメント』の代表取締役社長でもある小栗旬さん(42)の苦労を感じさせる姿が話題になりましたね」(前同) 小栗は6月6日、生活情報番組『あさイチ』(NHK)に生出演した際に、所属タレント55名全員が参加した大イベント『トライストーン大運動会』(正式名称『Tristone Fan fes2025〜UNDOKAI〜』)の話をする場面があったが、そこで不自然なまでに田中の名前を出さなかったことで視聴者をザワつかせた。 「田中さんはキャリアも長く、事務所の看板タレントの一人。『大運動会』では12名のタレントを率いる“キャプテン”を務めていました。それでも、いっさい触れることはできなかったということですよね。 田中さんの今後のタレント人生は非常に危うい事態となっているわけですが……一方で、同事務所では若手の有望株タレントが続々と頭角を現していて、その意味では、今後も安泰だと言われていますね」(同) 小栗旬が社長を務める芸能プロダクション『トライストーン』の有望株——まず名が挙がるのが俳優・原菜乃華(21)だという。 「原さんは、新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』(2022年)で主人公の声優を務めたことで知名度が急上昇。以降は菅田将暉さん(32)主演の映画『ミステリと言う勿れ』(2023年)の演技で第47回日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど上り調子でしたが、現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』(25年前期)で朝ドラデビューを飾ったことで、ますます人気が上がっていますよね」(芸能プロ関係者)
■原以外にも——『あんぱん』キャストの躍進
朝ドラ『あんぱん』は、国民的キャラクター『アンパンマン』を生んだ漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻をモチーフにした作品。原は、今田美桜(28)演じる主人公・朝田のぶの妹・メイコ役で出演している。 メイコは天真爛漫な性格で、歌うことが好きな女の子。7月3日放送回では“宙ぶらんでふわふわしている自分を変えたい”という思いから、『のど自慢大会』出場を目指して、地元・高知から東京までの旅費を稼ぐことを決意する——という、彼女がメインの物語も描かれた。 メイコを演じている原は、7月4日には『2025年 上半期ブレイク俳優ランキング(女性編)』(『オリコン』調べ)でも堂々の1位を飾った。そんな原には、 《原菜乃華ちゃんの歌も歌ってる姿も可愛すぎて幸せ いつか朝ドラ主演やりません?????》 《朝ドラの妹役の原菜乃華さん。将来、ヒロインをやる気がする》 《メイコちゃん役の原菜乃華さん、3、4年経ったら朝ドラのヒロインやりそう。有望株だよね》 と、早くも“朝ドラ主演”を予想する声が多く寄せられている。 「原さんは7月4日公開の吉沢亮さん(31)主演映画『ババンババンバンバンパイア』でもメインヒロイン役で出演しています。 さらに、7月9日から日本テレビでは、広瀬すずさん(27)主演で社会現象を起こした映画『ちはやふる』シリーズ(16年〜18年)の続編ドラマ『ちはやふる-めぐり-』の放送が始まりますが、これに原さんは當真あみさん(18)演じる主人公のライバル役で出演します。下半期も大活躍となりそうですね」(前出の芸能プロ関係者) また、同じく『あんぱん』に出演していた俳優・中沢元紀(25)も、同プロダクションの有望株として知られる。彼が演じていたのは、やなせさんがモデルで北村匠海(27)が演じる準主人公・柳井嵩の弟・千尋。 「中沢さんは爽やかな笑顔で、文武両道の好青年である千尋を好演。6月12日放送回では、兄役の北村さんとの会話だけで本編15分が終わるという、異例の回が放送されました。そこでの熱演は“圧巻の15分”だと大きな話題に。その後は物語から退場してしまいましたが、多くの視聴者に愛される人気キャラでした」(前同)
■移籍した伊藤健太郎に熱心なファンが多数
そんな中沢は、藤木直人(52)主演で7月9日スタートのフジテレビ水曜22時枠ドラマ『最後の鑑定人』にメインキャストとして出演予定。“やる気あふれる若手刑事”を演じるということだ。 また、中沢は水上恒司(26)主演のヤンキー映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(今年12月公開予定)に出演。特報映像では、金髪でガラの悪い表情をした中沢が金属バットを折り曲げるシーンもあり、これまで続いてきた好青年役とのギャップが注目を集めている。 「そして、トライストーンで今後の活躍が大いに期待されるのは俳優・伊藤健太郎さん(28)ですよね。原さん、中沢さんと比べると以前から知名度はありますが、昨年11月に前事務所からトライストーンへ移籍したこともあり、今後の展開に注目が集まっています」(前出の芸能プロ関係者) 伊藤は若手人気俳優だったが、2020年10月にひき逃げ事故(後に不起訴処分)を起こし、一時期には露出が激減していた。その後はNHK大河ドラマ『光る君へ』(2024年)に出演するなど復活していっていたが、24年9月に前の所属事務所を退所。同年11月にトライストーンへの移籍が発表された。 伊藤は今年だけでも『少年と犬』(3月20日公開)、『#真相をお話しします』(4月25日公開)、『ストロベリームーン』(10月17日公開予定)と、3本の映画に出演。 テレビドラマでも、1月期には主演作『未恋〜かくれぼっちたち〜』(関西テレビ・フジテレビ系)、4月期には準主演作『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(読売テレビ製作・日本テレビ系)と、深夜ドラマに2クール連続出演している。 伊藤はそれらに加えて、浅野温子(64)と武田鉄矢(76)が主演を務めたフジテレビ月9ドラマ『101回目のプロポーズ』(91年9月期/フジテレビ系)の続編『102回目のプロポーズ』(仮)に、主人公のライバル役で内定しているとも報じられている。 5月22日発売の『女性セブン』(小学館)の記事によると、『102回目のプロポーズ』(仮)はフジテレビの動画配信サービス・FODの作品として今秋にもクランクインする予定。主人公に霜降り明星・せいや(32)、ヒロインには唐田えりか(27)、そしてライバル役が伊藤だと記事では伝えられている。 「伊藤さんは、鈴木保奈美さん(58)主演の月9ドラマ『東京ラブストーリー』(91年1月期)のFODリメイク版(20年4月配信)でも主演を務めていました。 『102回目のプロポーズ』(仮)へ出演すると言われている話もそうですが、フジテレビは伊藤さんの“集客力”に期待しているところがありそうです」(前同) FODは有料コンテンツ。そこに誘導するためには、「お金を払ってでも見たい!」と思えるほどの魅力があり、熱心なファンがついている俳優を起用する必要がある。伊藤は、それに値する人材ということだろう。 「彼ら以外にも、トライストーンには多くの名俳優がいます。主演映画『でっちあげ』が6月27日に公開されたばかりの綾野剛さん(43)、7月10日から主演ドラマ『愛の、がっこう』(フジテレビ系/木曜夜10時〜)が控えている木村文乃さん(37)。そのほかにも、間宮祥太朗さん(32)、坂口健太郎さん(33)、赤楚衛二さん(31)……主演級がズラリですよね。 田中さんの今後はどう考えても厳しいですが、所属俳優陣の層の厚さに加えて、さらなる活躍が期待される伊藤さんに、大きな飛躍がありそうな原さんと中沢さん……それを考えると、今後も“小栗社長”は安泰なのではないでしょうか」(同) 小栗が前社長から代表取締役社長の座を譲り受けて、今年で2年目。田中は窮地でも、事務所が大きく揺らぐことはなさそうだ。