放送作家が違うと、こんなにも番組が変わってしまうのかという試みに、芝大輔さんが仰天しました。 【写真13枚】田辺誠一、芝大輔が出演した『全力!脱力タイムズ』の写真を見る 5月2日、『全力!脱力タイムズ』に、俳優の田辺誠一さん、お笑い芸人・モグライダーの芝大輔さんが出演しました。 進行は、アリタ哲平(メインキャスター)、キャスターの佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)が務め、全力解説員として、吉川美代子先生、出口保行先生、五箇公一先生が登場しました。
ラジオ風の特別演出でオープニング!
冒頭、キャスターアリタと佐久間アナは「いやぁ、もう金曜日ですね」「そうですねぇ」という世間話の流れから「『全力!脱力タイムズ』」とタイトルコール。 芝さんがあっけにとられている間に、軽快な音楽にのせてラジオ風に番組がスタートしました。 キャスターアリタによると、番組の放送作家が“全員”休暇をとり、急きょラジオ作家が台本を代筆。そのため、いつもと雰囲気の違うオープニングになったとのこと。 今回は、「トランプ政権が与える影響」を「防衛費」「関税」「外交」という3つのテーマで解説。 それぞれのブロックごとに“ある人物”が代筆しており、芝さんは「おかしかった点はあったか?(=誰が代筆した?)」というクイズに答えました。
田辺誠一が眠気覚ましにマッチ棒で…
「防衛費」のくだりでは、解説中に、ドラマ撮影でお疲れの田辺さんがウトウトと船を漕ぎ始めました。 必死で睡魔と戦うも、机に突っ伏して寝てしまい、顔を上げるとメガネが上下さかさまに!芝さんが「田辺さん!?」と笑ってしまう横で、田辺さんは、さらなる物理的な“眠気覚まし”を試みて…。 マッチ棒で無理やりまぶたをこじ開けようとするもうまくいかず、箱を放り投げ、中身をぶちまけてイライラ。諦めた田辺さんは、机に枕を置いて布団をかぶってマジ寝を決め込みました。 芝:田辺さん、やりすぎですよ!本格的に寝にいくのは、違う(笑)。 …と、芝さんがツッコんだところで「キンコン♪キンコン♪」というチャイム音。 キャスターアリタから「おかしいなと思うこと、ありました?誰が台本を書いたのでしょうか?」という問いが。 芝さんは「番組ディレクターが執筆」と回答するも、正解は「田辺誠一が書いた」。 「第7稿まで書いた」という田辺さんに、芝さんは「前のめりでやられてた!?すごいじゃん!」と、吹き出してしまいました。
佐久間アナが田辺誠一に「全部、なかったことにするんだ」
「関税」のくだりでは、田辺さんが「アメリカに行ったことがない」とコメントをすると、佐久間アナが突然――。 佐久間:(皮肉っぽく)あるって言ったらいいのに…。(田辺さんを見つめて)全部、なかったことにするんだ。 芝:(!) 田辺:(佐久間アナをなだめるように)なかったことにした方が、傷つかないって言ってたじゃない。 佐久間:(感情的になり)「傷つくことより、忘れる方が怖い」って言ったのは、あなたじゃない! キャスターアリタ:えーすみません、田辺さん。トランプ氏が大統領に…。 芝:無理!無理!無理!(進行を続けるのは)無理だって、アリタさん! 芝さんは、いきなり始まったトレンディドラマ風の展開を見過ごせず、ツッコミを入れましたが、一同の耳には届きません。 田辺:もう一回、アメリカに行かないか? 佐久間:さすがに、そういうわけには…。 キャスターアリタ:勝手なこと言わないでくださいよ。収録中ですし。そもそも、アメリカに行く手段がないですし。 五箇:あっ、いたたたた…。 芝:なんだよ!目まぐるしいなぁ。 五箇:急にお腹痛くなっちゃって。(独り言のように)今日のアメリカ行きのフライト、ちょっと無理だな…。ちょうどチケット2枚取っちゃってるんだけど…。 芝:しらこい(しらじらしい)! キャスターアリタ:なんなんですか、みなさん!佐久間さんと田辺さん、これもう仕事にならないから、今日は帰ってくださいよ。 芝:うわー、このやり口の人だ! キャスターアリタ:もう顔も見たくない。アメリカでもなんでも行ってくればいいじゃないですか! 田辺さんと佐久間アナの関係を修復させるため、キャスターアリタらが粋なはからいを見せると、「行こう」(田辺)、「はい」(佐久間アナ)といって、2人は愛の逃避行のためスタジオをあとに…。 芝さんが「アメリカ行くの?付き合ってたの??」と、首をかしげたところで「キンコン♪キンコン♪」のチャイム音。 芝さんは「これも、田辺さんが書いた」と回答するも、正解は「ダウ90000の蓮見翔が書いた」。 芝さんは「よくある古くて安い演出」「蓮見が書いたなら見直しましょう。評価されすぎ!」と言って笑いました。
おかしな語尾の会話から“吐息”相撲に発展
「外交」のくだりでは、これまで以上にわけのわからない世界観に突入。 吉川:…関係を維持できるか心配ななななんでぇ〜す! 田辺:…説明してくだすぅあ〜い! 五箇:石破っちとトランピっちが仲良くする〜。(吐息を吐くように)ふぅぅう〜う〜。大事だと思う。ハ〜〜〜〜〜〜〜! 語尾が変な会話が繰り広げられたあと、キャスターアリタの呼びかけで、解説員が『手のひらを太陽に』を歌い出し…。 さらに、歌の途中で――。 佐久間:あ!私のたったまごっち死んでる!! 出口:(机を激しく叩いて)おいっ、佐久間!!おまえ、なんで途中で止めるんだ、コノヤロー!! 佐久間:うるせーな、おやじっち! これを見た田辺さんが泣き出して…とどめは吉川先生の「だったら、アンタたち相撲で勝負つけなよ!!」というスケバン的な提案で、まさかの“吐息”相撲で勝負することに。 2人は互いに向き合い、「ふー」「ふー」と吐息のかけ合い。出口先生から指名された芝さんも、しぶしぶ参戦して全力で息を吐きました。 ひたすら息を吐き合うことに、芝さんが耐えきれず「これ、どっちかが死ぬぞ!」とツッコんだところで「キンコン♪キンコン♪」のチャイム音。 芝さんが「ぶっ飛びすぎてるな…。(台本を書いたのは)ホリケン(ネプチューンの堀内健)さんとか」と、解答すると、まさかの正解! 芝さんは「当たってどうするんだよ」と大あわて。 キャスターアリタは、堀内さんから「(執筆中)何回も『おもしろいかな?』と確認のLINEが来た」ことを明かし、一同大笑いとなりました。 最後は、田辺さんが、出口先生、吉川先生、五箇先生、佐久間アナらと即興コントじみたドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ)の告知を披露。 田辺さんは「まぁね〜」と、“田辺”智加(ぼる塾)さんをほうふつとさせるオチで笑わせました。 「コンプライアンス委員会」では、ヒコロヒーさんから「(田辺さんの)告知は、『(芝さんの相方の)ともしげが台本を書いただろ!』とツッコんでいただきたかった」という指摘があり、ネタバラシ。 芝さんが「わかんないよ!そうなの?あれ、すごくイヤだった」とコメントし、スタジオは大笑いとなりました。